本の整理

1月3日本棚の整理をする。普通の人は本棚は収納するという考えだろう。私にとってはそれは違う。いや、私以外の作家でも皆そうだと思う。これは複数の小説家から学んだ方法である。本棚というのは本を編集して一時保管し、いつでも手に取れる状態にすることが大切だ。だから、背表紙が読めないといけない。執筆する本のタイトルや方向性が決まると、まず本を集める。今はネットで検索して本を集められるのですごい時代だ。以前は、神田の古本屋に捜しに行き、注文したりするのが大変な仕事だった。大抵は100冊くらい本を集めると1冊本書ける。これは本当だ。本を自分のすぐそばに集めことが大切なのです。

この小さな机は20年使っている。ジムニースーパースージーも自分の作品だと想定すると、この机から単行本を含めて100冊ほどの本が生まれている。実際の執筆には、パソコンを使うが構想や筋書き、目次はノートに書く。鉛筆で絵も描く。今年からは、飛行艇の話を本にしたいと思い、現在構想中だ。まずは、飛行艇の本を集めるのが仕事だ。あと20年、作家として生きるなら、100冊くらいは書けると思う。以前のような単行本ではなく、短い電子書籍を視野に入れているからだ。100冊は、たぶん夢ではないだろうと思う。
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