北海道ラリー最終SSでのHMSの働き

A-TEC CROSS COUNTORY RALLY HOKKAIDO 4DAYS 2011の最終日、最後のSSである。4x4クラスのゼッケン100番堂脇/森光組、ゼッケン101番堀井/二階堂組、ゼッケン102番尾上(ウラルは3x2だが同じクラスでした)の3台での同時スタート。ラリークロスと同じようなコースを走行する。草の上だが雨でヌタヌタ。とても2輪駆動では走行できない。

オフィシャルの合図で同時スタート。100番は猛烈なスタートダッシュ。101番はかなり差をつけられて置いていかれる。その理由は、100番はコドライバーの森光君が降りた。ドライバーだけ。これで、50kgの軽量化。101番は助手席に二階堂がいるので、体重80kg重い。それに、クーラーボックス(チームの皆さんの飲み物である)で10kg、予備の燃料が10リットルで約10kg。合計100kg、100番よりも重い訳だ。この100kgの差は大きく、直線ではスピードが違う。100番が圧倒的に速いのだ。

ところが、HMSサスペンションのトラクションの良さは、ハンドリングにも表れる。アクセルをON、そのあとコーナーでOFFにするとタックイン現象がおきて曲がりやすくなる。コーナーで100番をあっさり抜いて、先頭へ。直線では距離を縮めるが、コーナーで差がつくのである。100番は、我々を抜けず、2周でゴールなのでそのまま1,2フィニッシュとなる。オフロードにおける、サスペンションの重要性を再確認する最終SSでのレースとなった。オフロードはオンロードと違い、トラクションの優劣が勝敗をわける。
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