普天間飛行場問題

今日のサンケイ新聞に普天間飛行場の移転の記事が載っていた。嘉手納に暫定移設案という見出しだ。10年くらい前だが、私の海上自衛隊の同期の話だ。『嘉手納に海兵隊の基地を移転するのが一番いいい。スペースは十分ある。空軍の飛行機も、ベトナム戦争後は、ちょっとしかいない。贅沢に使っている。嘉手納は米国空軍、海兵隊は独立した軍なので、一緒になるのがいやなのだ。しかも、空軍基地の嘉手納に海兵隊が移動すると、空軍の許可を得ないとフライトができない。つまり、あれは海兵隊のわがままなんだな。』というのが真相だという。海兵隊の必要とする飛行場は長さ1200m。嘉手納は、4000m級の巨大飛行場だ。海兵隊の垂直上昇機や輸送ヘリなどには十分すぎる広さを持つという事実がある。専門的な知識がないと、米国に反論もできない。小泉内閣のときは、首相官邸に制服組の中堅クラスの陸海空の自衛官を配置して、アドバイスをしていた。専門的な知識が必要と小泉さんが指示して集めた組織だったが民主党になり無くなったそうだ。知識がない人は、防衛大臣にはなれないと思う。今の状態は情けないなと思う。
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