M151A1

ベトナム戦争当時、1960年代後半に登場したアメリカ軍のM151A1である。私も一時あこがれて、M151A1とA2の2台も、所有したことがある。ところがジープを超えていない。走破性も低いし、すぐに壊れる。サスペンションの欠陥により、カーブで横転する。モノコックボディーで多少は軽量だったが、修理がきかない。凹むとすぐに全損あつかい。使い捨てという車両だった。海兵隊は、M422マイティーマイトを使ったが、ジムニーより小さい1600ccのポルシェエンジン搭載車だったが、これも大した車両でなかった。
たぶん、ベトナム戦争で一番優れた活躍できたのは、ジムニーだと思う。ジムニーに軍用車としての機能を付加させれば、いまでも世界最高性能の軍用車両になるだろうと思う。単純な構造、軽量な車体、信頼性のある日本製のパーツ。どれも、非の打ち所がない。これを考えると、やはり1940年で、4輪駆動車の進化は止まったのだとも思う。
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