サイドカー『ウラル』

APIOの尾上茂氏と一緒に、今年も北海道4デイズラリーへ参戦することにした。私は、JCJ神奈川の堀井さんとJB23Wでいく。7月15日から18日までだ。 尾上氏はサイドカーのウラルで参戦だ。ラリーのあと、尾上さんの奥様がツーリングに同行するので、サイドカーには、レカロのシートがついている。3輪のうち2輪を駆動する3x2である。
ウラルは1930年代にドイツ軍が世界で初めて機甲師団を造ったときに、車両が不足した。そこでオートバイにサイドカーを付けることで、3人乗車(キューベルワーゲンは4人乗り)が可能としたものだ。4輪車よりも、格段に安かったため大量に生産されたのである。サイドカーに機関銃をつけたスタイルはドイツ軍の定番となった。

ドイツ軍のBMW750サイドカー付きである。装備をもって兵士3名が乗れる。3x2で泥濘地でも高い機動性を持っているのが特徴だ。
これが、ウラルの元になった車両である。現在が2011年、この車両がたぶん1937年頃のモデルだと思う。これを見ると、オートバイ、サイドカーの進化は、1930年代で、止まったことが分かるのである。
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