ジムニー絵本『ドクトルパンダとジム太』

2012年2月20日に発売した、世界で初めてのジムニーの絵本『ドクトルパンダとジム太』は、私が1982年にスズキに入社したときに、社内資料のこの画像を見て思いついたものです。この画像は、1971年にスズキがLJ10を発売したあと、『一体誰が、ジムニーを買っているのか?』という疑問から、市場調査をした時の記録写真の一枚です。
スズキ自身、ジムニーは一体誰が買うのか?何のために?ジムニーを使っているのが、わからなかったのです。ジムニーを発売する前に、ジムニーが売れるとは、一人を除き、誰も思わなかったと言われていますが、それを裏付けるような事実です。ちなみに、その一人とは、鈴木修さんです。ジムニーの物語が面白いのは、こういうような事実が、本当に沢山あることです。
ちなみに、私はこの写真をみて4歳になる自分の娘に絵本を書こうと思いました。しかし、ストリーは書いたものの、絵をかいてくれる人がそばにいませんでした。それが、その娘が成人して子供が生まれました。そこで、1982年のことを思い出し、絵をかいてくれる人をもう一度探したら見つかりました。それで、実現したのが『ドクトルパンダとジム太』です。娘の子供は男の子で、3歳の誕生日に絵本は間に合いました。最初に。思ってから実現するまで、31年かかっています。思いは叶うと思います。
ちなみに、娘の子には、50回、ジム太の絵本を読まされました。
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