JIMNY SUPER TRIAL Series 2011
HMS-3サスペンションのもたらした走りの結果が、今回の優勝である。

その結果から、今回のレースで感じたことがある。皆、ピットにはテントを張り、メカとピット要員を用意していた。

ひとつのテントで、2台の車の面倒を見るというろころもあった。また、一台の車両にピット6人という体制の人もいる。

しかし、我々ワイルドグースチ-ムはというと、ピット要員はゼロである。交代したドライバーが、走っている間はピット要員を兼ねる。大雨の中パラソルが一本だけ。装備は、全部ぬれ鼠。非常に貧乏くさくて、周りから浮いている感じであった。だから、皆、我々のことを『大したことないな』という見方をしていたのだと思う。そのため、あとで結果が出た時は、主催者の方や、エントラントの皆さんが一様に驚いて、『はじめて来て、しかも自走できて、それであっさり優勝するのは、どうして?』という質問を受けた。

殆どのチームがトランポ(車両を積載するトラック)やトレーラーを使っている。見渡すと自走は、どうも今回、我々のチームだけか?という感じだ。

レースを楽しむには、テントやトラックがあると確かに快適だろう。
最近は、自動車積載用のトレーラーを使う人もでてきた。これは、トラックを所有するより安上がりでクレバーな方法の一つだ。

しかし、トラブルさえなければ、ピット要員はいないよりいた方がいいが、レースはいなくてもなんとかなる。我々は660ccのクラスでのエントリーだった。しかし、排気量が1300ccや1600ccの車両もいる。レース中では、直線は我々より速い。一度抜かれたのに、あとで周回数とタイム見ると我々よりも遅い。不思議だなと思い、聞いてみた。すると二度もピットしている。それも理由は、泥でフロントウインドウが見えなくなり、それを取り除くだったという。
我々は、まず、フロントウインドーにはレインXを二度塗りして準備。しかもレース中は、遅くてもいいので前の車両からの泥はねを徹底して回避。また、泥がフロントウインドーにつくと、わざと水たまりへ侵入してはね水を利用して、泥を落とす作戦を実施した。ピット要員がいることによる、悪い判断だと思った。大がかりで、レースに来ている割には、心構えが雑なのだなと感じた。
レースは車両の準備で8割がきまる。しかし、当日のレース運び、どういう展開にするか?どういう判断か?という考え方が非常に大切なのだ。ドライビングテクニックは最低限ないといけないが、二番目である。
今回のレースにもでていたが、長くオフロードレースや競技にかわっている知人がいる。我々よりはるかにお金をかけた車で、トランポもあり、メカやピット要員がいても、初回でエントリーした我々に手も足もでないのである。それは、レースはハードウエアだけでなく、ソウフトウエアの勝負でもあることを意識していないからだ。レースは体は使うが、究極の知的ゲームだと思う。そのことを意識しないと勝てないのだ。

その結果から、今回のレースで感じたことがある。皆、ピットにはテントを張り、メカとピット要員を用意していた。

ひとつのテントで、2台の車の面倒を見るというろころもあった。また、一台の車両にピット6人という体制の人もいる。

しかし、我々ワイルドグースチ-ムはというと、ピット要員はゼロである。交代したドライバーが、走っている間はピット要員を兼ねる。大雨の中パラソルが一本だけ。装備は、全部ぬれ鼠。非常に貧乏くさくて、周りから浮いている感じであった。だから、皆、我々のことを『大したことないな』という見方をしていたのだと思う。そのため、あとで結果が出た時は、主催者の方や、エントラントの皆さんが一様に驚いて、『はじめて来て、しかも自走できて、それであっさり優勝するのは、どうして?』という質問を受けた。

殆どのチームがトランポ(車両を積載するトラック)やトレーラーを使っている。見渡すと自走は、どうも今回、我々のチームだけか?という感じだ。

レースを楽しむには、テントやトラックがあると確かに快適だろう。

最近は、自動車積載用のトレーラーを使う人もでてきた。これは、トラックを所有するより安上がりでクレバーな方法の一つだ。

しかし、トラブルさえなければ、ピット要員はいないよりいた方がいいが、レースはいなくてもなんとかなる。我々は660ccのクラスでのエントリーだった。しかし、排気量が1300ccや1600ccの車両もいる。レース中では、直線は我々より速い。一度抜かれたのに、あとで周回数とタイム見ると我々よりも遅い。不思議だなと思い、聞いてみた。すると二度もピットしている。それも理由は、泥でフロントウインドウが見えなくなり、それを取り除くだったという。
我々は、まず、フロントウインドーにはレインXを二度塗りして準備。しかもレース中は、遅くてもいいので前の車両からの泥はねを徹底して回避。また、泥がフロントウインドーにつくと、わざと水たまりへ侵入してはね水を利用して、泥を落とす作戦を実施した。ピット要員がいることによる、悪い判断だと思った。大がかりで、レースに来ている割には、心構えが雑なのだなと感じた。
レースは車両の準備で8割がきまる。しかし、当日のレース運び、どういう展開にするか?どういう判断か?という考え方が非常に大切なのだ。ドライビングテクニックは最低限ないといけないが、二番目である。
今回のレースにもでていたが、長くオフロードレースや競技にかわっている知人がいる。我々よりはるかにお金をかけた車で、トランポもあり、メカやピット要員がいても、初回でエントリーした我々に手も足もでないのである。それは、レースはハードウエアだけでなく、ソウフトウエアの勝負でもあることを意識していないからだ。レースは体は使うが、究極の知的ゲームだと思う。そのことを意識しないと勝てないのだ。
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