シュノーケル

JB23Wのシュノーケルをワイルドグースで制作している。JB23の欠点である、ウオーターハザードの能力を極限まで向上させたのが、このシュノーケルである。屋根の吸気口から水を吸わない限り、エンジンは水中でも止まらない。ボンネットが水没しても、ジムニーが動いていると、エンジンルームには空気だまりができて、水位があるところから、上がらなくなる。このため、微速でも動いていると電気がリークしてエンジンが停止するとはない。実際は、ドライバー=人間が息をしないと、運転できないのでドライバーの胸あたりが、水の限界である。シュノーケル付のエスクードで、トランスアジアトロフィーに参戦中に、水深2mの川渡があり体験したことがある。川の場合は、流れがあるのでボンネットが水につかると、車体は『ドンぶらこっこ』と流され始める。床のゴム栓を抜いて、車内に水を入れるようにして、室内を水没させると、水の重さでタイヤが川底について、トラクションを取戻し、ある程度なら走れる。シュノーケルがあるとジムニーの限界が広がります。どこでも行ける。

シュノーケルは、ドイツのUボートで採用された、ディーゼンルエンジン用の吸気筒がその原型です。ドイツ語で、豚の鼻の意味です。潜水艦のシュノーケル、かっこいいでしょう。
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