英霊の声

海上自衛隊に10年勤務したので、今もOB会である『隊友会』等に入っている。新聞に、ガタルカナルから遺骨が、練習艦『かしま』に乗って帰ってきたことが書かれてる。私も知らなかったのだが、海上自衛隊の艦艇が戦死者の遺骨の輸送にかかわったのは、戦後はじめてなのだそうだ。それまでは、民間の船である。また、安部首相は、硫黄島の滑走路に下に眠る日本兵の遺骨の収取にも予算をつけて実行する。まず、新しい滑走路をつくり、次に今ある滑走路を壊して、遺骨を掘り出すのである。数万人の遺骨を日本へ返すのである。20億円を超す事業だという。硫黄島は、集団の幽霊がでるところで、海上自衛隊内では有名な場所だ。英霊が、今も出てくる。
自衛隊のOB会では、安部政権は長くなるともっぱらの評判だ。それは、前述したように『英霊を味方につけている。』ということからの発想である。たぶん、一般の人には理解しがたい発想かもしれない。でも、私はそれを聞いて、なるほど、そうなるだろうと思った。英霊の声を聴けといいたい。英霊はいる。
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