APIOの店舗の観葉植物がすごい



9月7日へ久しぶりでAPIOへ行くと観葉植物が沢山ある。店舗の入り口は、観葉植物ですごい。見事である。店内に入ると商談のための豪華な一枚の板でできたテーブルがあり、そこにも観葉植物だ。レジの前には、エアープランツがある。四駆やジムニーを扱う店舗としては、来店者に対する異例の気配りだと思う。
一般に、サラリーマンの社員は、植木とか水槽とかが店舗にあるのを嫌う。掃除の手間が増えるからだろうと思う。水をあげないと植物は枯れるし、花や葉っぱが落ちて掃除も大変だからだ。しかし、きれいな観葉植物があれば、来客の心は和む。店は、いい雰囲気になるし、視線をうまく遮ることができる。
日本の生け花が、人の心をいやすのと同じ効果があるだろう。しかし、観葉植物の維持には手間も暇もかかる。その手間を、社員や店員ができるかが問われる。社員であっても経営者と同じ心がいるだろう。いい会社や、儲かっている会社にいくと、確かに入り口の豪華な観葉植物や、大きな水槽に泳ぐ魚に驚かされることがある。それは、やはり会社の持つ力、余裕があるがどうかのバロメーターだろうなと思う。豊かな心を、経営者や社員が持っているかということだろうと思うのである。
最近、ビッグモーターが世の中を騒がせているが、街路樹を切り倒したり、低木のツツジまで除草剤で枯らしたりしていたと新聞に書かれていた。植物を中古車の展示場の障害物という見方をしていたのだ。確かに木が無ければ視界は開けるだろう。しかし、そこには、儲けるための合理性しかない。植物の持つ潤いうやし、日よけの役目には、思いがよらないのだ。植物は生き物である。枯らすことは、殺すことでもある。
オフロードでも、ウインチワイヤーを木に直接巻き付けると、ワイヤーが木に食い込み、木が枯れる。そこで、アメリカのオフローダーたちは、木にはストラップを巻いてからウインチを使うことを提唱する。これは1960年代からだ。だから、その短いストラップのことを『ツリートランクプロテクター』呼ぶようにしたのである。環境保護の観点から、すばらしいことだと思う。私たちがよくいく相模川の猿が島でも、ウインチワイヤーで傷がついた木を見ることがある。枯れてはいない木だが、やはり痛々しさを感じる。河川敷の木であっても、せん定するのはいいと思うが、枯れさせるのはよくないと思うのである。木を守る、植物ともなるべく共存する、そのような心がビッグモーターには無かったのだ。自然の中で、走らせてもらっている我々は、自然は守りたい、できるだけローインパウトで走りたいものだ。たかが、植物のことかもしれないが、私はAPIOでそのようなことを考えいた。
スポンサーサイト