清武英利氏の本『どんがらートヨタエンジニアリングの反骨』

講談社から清武英利氏の本『どんがらートヨタエンジニアリングの反骨』が送られてきた。カードが1枚入っていて『乞御好評』講談社とある。本を読んで驚いた。今私が執筆中の『スズキエスクードの開発記』と重なるのだ。講談社の人は、私が自動車の本を執筆中だと知っていたのだろうか?と、思わずドキとした。
本は素晴らしい。トヨタの方とは今も付き合いのある人もいるし、知人も何人かいる。スズキからトヨタに行った人も多数いる。トヨタのクルマ作りに、主査=チーフエンジニアがいることも知っているが、その内容、権限までは知らなかった。それが、今回この本でわかった。トヨタが、世界一になった理由は、間違いなくのこチーフエンジニアという仕組みあるのだろう。スズキも、最近はトヨタと同じく開発責任者をチーフエンジニアと呼んでいるが、トヨタのような権限は与えていないように思う。ドンガラはスズキにいるときにも使った言葉だが、今は日常では使っていない。普通の人にわかるかな?という題名だと思う。この本は、自動車メーカーに勤務する人や自動車好きであるならば、読むべき、価値ある1冊だと思う。私は、自分の本の執筆に随分と役に立ちました。ノートを7Pも使ってメモしました。読んでいて、面白い、楽しいと感じた。清武英利氏はすごい作家だなと、改めて思いました。
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