JA12Wのレストア
レスキュー用品の整理

JB23に搭載しているレスキュー用品の整理をする。重複しているものを、降ろして軽量化をめざす。レスキュー用品は、クルマと工具の関係に似ている。整備の知識が豊富でも、工具がなければ、修理はできない。それも、状況によっては、様々な工具が必要だだ。だから、『積載する工具も、どこまで野外整備をするか?』を決めないと、何をどれだけ搭載するかを、決められない。ジムニーにランクル用の大型の工具は不要だ。ジムニーに合ったもの、小さくて、軽量なものを積めばいい。
レスキューツールも、電動ウインチを搭載しているか?ハンドウインチウインチを搭載しているか?で、持ち物も違ってくる。人を助けに出動するときは、これまた違ってくるが、今は、電話でスタックの状況を聞けるので、ロープの長さや、持っていく装備はあらかじめ想定できるようになった。『備えあれば患いなし』とはいうが、想定が大切だと思う。想定を超えているときは、諦める、出直す、新たに助けを呼ぶ、とすぐに判断ができる。今は、ロープ等が軽く小さくなり、装備の重量を低くできるようになった。でも、四駆の人達は今でも長いスリングにUシャックルを持っている人がいる。40年前と同じなのだ。アメリカでは、ウインワイヤーでさえもう使っていない。カーボンのロープを使っている。けん引金具も、ロープシャックルになり、装備は軽薄短小になっている。新しい装備がでると、それを求める人々が多いのだろう。その点、日本のオフローダーは、後れているなと思うことが多い。装備を整理していて、そんなことを思った。