コメット空を飛ぶ
6月27日JCJ支部長会議開催
シュノーケル

JB23Wのシュノーケルをワイルドグースで制作している。JB23の欠点である、ウオーターハザードの能力を極限まで向上させたのが、このシュノーケルである。屋根の吸気口から水を吸わない限り、エンジンは水中でも止まらない。ボンネットが水没しても、ジムニーが動いていると、エンジンルームには空気だまりができて、水位があるところから、上がらなくなる。このため、微速でも動いていると電気がリークしてエンジンが停止するとはない。実際は、ドライバー=人間が息をしないと、運転できないのでドライバーの胸あたりが、水の限界である。シュノーケル付のエスクードで、トランスアジアトロフィーに参戦中に、水深2mの川渡があり体験したことがある。川の場合は、流れがあるのでボンネットが水につかると、車体は『ドンぶらこっこ』と流され始める。床のゴム栓を抜いて、車内に水を入れるようにして、室内を水没させると、水の重さでタイヤが川底について、トラクションを取戻し、ある程度なら走れる。シュノーケルがあるとジムニーの限界が広がります。どこでも行ける。

シュノーケルは、ドイツのUボートで採用された、ディーゼンルエンジン用の吸気筒がその原型です。ドイツ語で、豚の鼻の意味です。潜水艦のシュノーケル、かっこいいでしょう。
SS89号付録ジムニー歴史ポスター
ジムニーのエアクリーナーの吸気口

スズキは1980年代から、それぞれの国々からの要求により、ジムニーの対水性能を向上させた。最終的に、フェンダーの最後部まで吸気ホースを延長し、バッテリーの後ろまで持って行った。バッテリーの前には、『水切板』を設けて、フェンダーに水が上がってきても、『水切板』で水を止め、吸気から水を吸い込まないように設計された。この効果は抜群で、これ以後はジムニーの場合、吸気口から水を吸い込んで、エンジンが止まることは、皆無となった。
それよりも、古くなった電装品へ水がかかり電気がリークしてエンジンが停止することの方が増えた。この水に対するウォータープルーフの伝統は、その後、ジムニーの血統として受け継がれた。

JA12Cでは、エアークリーナーが、それまでの右側から左側移動されたが、吸気口は左フェンダーの水のかかりにくいところに設置され、JA12Cも水によるトラブルは稀であった。


ところが、JB23では、この伝統が継承されなかった。エアクリーナーが左フェンダーの前端部にあり、吸気口はヘッドランプの後ろになった。この場所は、乗用車でオフロード走行を考えない場合は、冷たい吸気がエンジンに入る理想的な場所である。ところが、水や泥を考えると、歴代ジムニーの中で最悪な場所である。たとえ、10cmの深さの水でも、バシャンと勢いよく水へはいると、水がはねて直接、吸気口から水を吸い込む。これにより、エンジンを壊したJB23や33を何台も目撃している。
技術の伝承をすることは、スズキくらい大きな会社でも思いのほか難しいようだ。
ATフィルター交換
亀の産卵
ノーマルのエアクリーナーへ戻す
エンジンスプラッシュガード
クロカン用ミニバスケット

7月5日に相模川でBBQをするので、随分昔に作った『クロカン用バスケット』を倉庫から出して取り付た。ここに、BBQセットや、ゴミや空き缶を載せるのである。通常の『ミニバスケット』と違い、DA(デパーチャーアングル)が最大になるように設計してあるため、オフロード走行でも、バスケットが地面と接触することがない。いいアイデアと思ったのだが、製造コストちょっと高い。展示して引き合いがあったら、発売しようとおもったが、問い合わせがなかった。それでずっとお蔵入りの製品だ。ちょっと使ってみるとバンでは、後ろが見えなくてバックがしにくいことが分かったので近日中に対策しようと思う。

オフロード走行でも、地面と接触しまっせん。ヒルクライムもヒルダウンもできます。

俺のそば

盛和塾の坂本塾生のお店『俺のそば』に前から行きたかったが、先日、やっと行けた。やはり、すごい。普通の蕎麦屋の欠点を見事に解消している。私も蕎麦は好き。しかし、ラーメンに比べて蕎麦は進歩してないと、いつも思っていた。昼食に食べるとして、まず、東京や神奈川の蕎麦は、たとておいしくとも、量がすくない。大盛りを頼んでも、お腹がいっぱいにならないことがある。また、蕎麦だけだと栄養が少ないので、テンプラでも頼もうとも思うと、すぐに1300円とかになり、サラリーマンの毎日の昼食金額としては高い。ところが、俺のそばは、人気1位肉蕎麦700円、2位鳥蕎麦600円、3位盛り蕎麦400円というかんじで安い。しかも、量が多い。普通の蕎麦屋の2倍以上はある。もし、大盛りを頼むと、私には食べきれそうもない量だ。しかも、肉も、鳥も量がおおい。ネギ、海苔、白ごま、のバランスもよく、今までにない創作蕎麦である。しかも、蕎麦は固く本物で、単品でもいい味だ。噛みしめるとうまい。これでは、はやらない方がおかしい。評判の店にいくと、勉強になることがたくさんありますね。

肉蕎麦700円税込、牛肉、ネギ、白ごま、海苔、蕎麦をたれにつけて食べる。満足の一杯でした。週に2回くらい行きたいなと思う。
6月16日新橋
海幕広報を訪問

6月16日火曜日、小説『飛行艇物語(仮題)』の相談で、海幕広報を訪問する。糸瀬二佐が対応してくれる。聞くと、ヘリコプターのパイロットで、私の同期の深沢利三君や、菊川博美君、森敏君、貴田秀樹君などの名前がでてきて、人はどこかで繋がっていると本当に思う。糸瀬2佐のアドバイスをうけて、取材申請を、海幕に申請する。実に不思議なことだが、この日はジョン・ドーラン中将が防衛省へ挨拶に来ていて、私が来庁したときに栄誉礼が聞こえたが、それは彼のためだった。そして、帰りに8Fのエレバーターの前で、海幕長がいて、待っているとドーラン中将がでてくる。先日、彼と逢ったばかりだ。ドーラン中将と貴田秀樹君のことを小説に書こうとしている。自分の意志ではないものを強く感じる。

厳重な防衛省の入口。

エレベーターで上がります。
ジムニースタジオ入間のデモカー
ジムニーの達人になる本

『ジムニーの達人になる本』の執筆が完了した。6万字の書きおろしだ。2015年12月からなので約半年かかった。5月の連休で一気に書いたが、そのあとも五月雨で5000から6000字の原稿が3本続いて原稿依頼があり大変だった。入力が少なく、出力ばかりが続くと、頭が膿んでくるのだ。眼もつかれる。
現在は、編集作業に追われている。来週から、校正作業に入る。赤で校正を入れたあと、そのデータを修正したら、印刷所へ送る。一時代前と違い、本が小さいユニットや、組織というより複数の個人の連携でできてしまう時代だ。今回の印刷は、北海道の札幌の(株)楡印刷にお願いする。
発売は7月3日金曜日。(株)メデイアパルから発売される。1800円+税です。A5版144Pです。実は、SSC出版では初めての編集発行の、A5本のサイズです。二階堂裕の名前が入った久しぶりの著書でもありますです。売れるといいなー。読み物として興味がもてるように、面白く書きました。
ハッカ油
虫よけには『ハッカ油』がいいですよ。
アウトドアの季節です。山や川に行くと虫に刺されますね。防虫スプレーや蚊取り線香を使う人も多いと思います。防虫スプレーは、人体に害があるといわれているので、使うときにどうも躊躇します。防虫、殺虫というと、やはり人には優しくないと思います。ところが、人体に害がない虫よけがあります。
『ハッカ油』です。成分は、メントール(C10H20D)です。ハッカ油を、希釈して、スプレーボトルに入れて使います。化粧品用のスプレーボトルが100円くらいでした。ハッカ油が、確か薬局で昨年買った時に約500円くらいでした。使ってみると、効果抜群。人により違いはあると思いますが、私は効きました。兎に角、蚊にさされない。特に気にいっているのが、顔や首筋に普通の防虫スプレーを吹きかけると、どうも抵抗がある。ところが、ハッカなら大丈夫。シュットしても気分もいいです。ミントのガムを思いだします。ちなみに、これはJCJ神奈川の原ちかしさんに教えてもらいました。ボーイスカウト活動で役に立っているそうです。皆さんも、お試しあれ。

アウトドアの季節です。山や川に行くと虫に刺されますね。防虫スプレーや蚊取り線香を使う人も多いと思います。防虫スプレーは、人体に害があるといわれているので、使うときにどうも躊躇します。防虫、殺虫というと、やはり人には優しくないと思います。ところが、人体に害がない虫よけがあります。
『ハッカ油』です。成分は、メントール(C10H20D)です。ハッカ油を、希釈して、スプレーボトルに入れて使います。化粧品用のスプレーボトルが100円くらいでした。ハッカ油が、確か薬局で昨年買った時に約500円くらいでした。使ってみると、効果抜群。人により違いはあると思いますが、私は効きました。兎に角、蚊にさされない。特に気にいっているのが、顔や首筋に普通の防虫スプレーを吹きかけると、どうも抵抗がある。ところが、ハッカなら大丈夫。シュットしても気分もいいです。ミントのガムを思いだします。ちなみに、これはJCJ神奈川の原ちかしさんに教えてもらいました。ボーイスカウト活動で役に立っているそうです。皆さんも、お試しあれ。

ジムニースタジオ入間店
コンドーオート
横田基地の飛行機
神立スキー場を視察
F-16戦闘機
在日米軍第5空軍指揮権交代式

2015年6月5日、在日米軍第5空軍指揮権交代式に参列するため、横田基地へいく。新しい指揮官は、ジョン L ドーラン
(John LDolan)中将である。ドーラン中将が、中尉の時に彼の機F-16戦闘機が、太平洋上で墜落した。彼は、ベイルアウトして洋上で漂流した。それを助けたのが、海上自衛隊のUS-1Aである。その時の機長が貴田秀樹(当時3佐)である。これは、平成4年1月23日のことである。もし、このときドーラン中尉を助けていなければ、この式典に彼はいない。このことを、私は本にして出版しようとおもっている。今回は、海幕広報からのアドバイスでドーラン中将に逢うため参列した。取材である。

ドーラン中尉を助けたときの、海上自衛隊US-1A81号機のそのときのクリューである。

ドーラン中将と彼の奥さんを囲む貴田秀樹ファミリー。
日産ジューク

先日、日産の社員の方と話していたら、ちょうど日産ジュークがあったのでその話題となった。『売れてますか』と聞くと『荷物が積めないと、不評で売れてないですよ』という。月販売が、1000台くらいだそうだ。ジムニーよりも少ない。言われて、ジュークを観察してみると、4枚ドアだが、確かに荷物の積載はあまり考慮されていないデザインだ。ジムニーよりも積めない。このことをいうと『日産のデザインは、そういうことを考えないで、スタイリングだけで車を世に出してしまうんですよ』という。そう言われて、あとで日産のWEBサイトを見ると、ことごとく荷室の画像がない。自動車に荷物を積むということにあまり興味がないことに気が付く。沢山の優秀な社員がいても、その知恵を集めるのは難しいのだなと思いました。
ジムニーに機能を追加する

自動車を改造するお店や会社は、チューニングとカスタムの2つに大きく分けられる。チューニングとは、エンジンやサスペンション等の性能をあげることで、より走る、多くがより速く走る、車作りを目指す。
カスタムは、チューニングと重複する部分もあるが、人が洋服を選んだりして着替えるのと同じで、見た目がノーマルや人と違うことがポイント。
しかし、ワイルドグースの車作りは、今までにない性能を付加することである。外観でいくと、フロントのバンパーはスチールで、たとえ障害物に衝突しても、ラジエーターやフロントグリル等、『車体を守る』。左右に牽引フックが付いていて、ノーマルにはない、『牽引』ができる。しかも、『ウインチが搭載』できて、レスキュー作業が可能となる。リヤバンパーは、レシーバーチュープが付いていて『トレーラーの牽引』や、荷物を載せるリヤカーゴキャリヤーの『バスケット』を取り付けできる。後ろの左右に、『牽引フック』があり、リヤは3つの方向に、牽引することができる。サスペンションは、世間でいう、チューニングの範囲で、HMS(高軌道サスペンション)と命名した、オフロードのクロカン走行で最も走る。ワイルドグースの製品は、思想に裏付けされたものを、形にします。オンリーワンであると思っています。極悪悪路を走るなら、自然に当社のパーツにたどり着くでしょう。ワイルドグースの造りだす車両は、そのままレスキュー車として使用できます。昨日の、レスキュー作業で思うことがあり、書いて見ました。

最大限のアプローチアングルとデパーチャーアングルを稼ぎ出す、計算された前後のバンパー。しかも、スチール製で、最初から地面との接触を前提としています。また、左右に牽引フックが標準でついています。

リヤバンパーには、レシーバーチュープが中央についていて、各種牽引ができます。左右の牽引フックも標準でついていいます。