ファイバーロープ

アメリカのオフロードやクロカンシーンには、すでに常識となったファイバーロープのことを書く。このロープはシンティックロープという名前でアメリカで販売されている。ワイヤーと同じ太さの8mm径ならば、耐荷重は4トンを超える。金属のワイヤーと違い水に浮くほど軽いという特徴がある。当社ではファイバーロープと命名して、販売している。1m単位で計り売りの注文にも応じている。ウインチ用の50mもあるし、補助ロープとして6mのものもある。先端は加工してある。

ウインチ用のワイヤーと交換すると、とても軽量化できる。しかし、このファイバーロープは軽いだけが特徴ではない。手で触れる。ワイヤーのように怪我をしない。切れてもワイヤーのような危険が無い。という優れた特徴をもつ。アメリカでは、オフロードシーンで金属ワイヤーのウインチを使っている人はもういないというくらい普及しているが、日本ではこのファイバーロープのことを知らない人がまだ沢山いる。

巻き取りや取りだしはワイヤーと同じように扱うが、ローラーフェアリードだとロープが隙間に入るので、ハウスファリードへ変更する。マスター巻きも同じようにしないと、キンクができるので注意する。
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