JIMNY SUPER TRIAL Series 2011

優勝したレースは、『トレパドールXCダートレース』の冠があった。

私のJB23Wに装着されたタイヤは、まさにマキシスのトレパドール195/85R16である。参加者、唯一の車両だった。それで、優勝なのである。

大町のコースには、このトレパドールは、どうもドンピシャのタイヤだったようだ。チューブを入れていないので、タイヤの空気圧はフロント1.4kg/cm2、リヤは1.2kg/cm2に設定した。本当は、もう少し空気圧を落としたかったが、ビード落ちすると困るので、リスクを避け、あえて少し高めで、安全を重視した。

この日は、朝から小雨。粘土質の土に雨が降ると、表面が滑るがその泥が無くなると地面は硬い。

廃土性能がいいのが顕著にわかる。そのため、他のジムニーを圧倒するハンドリングができた。トラクションもよい。ちなみに、昼からの大雨でこの坂を登れない4駆動が続出したため、排気量の大きなクラスのレースはこの日中止となった。でも、ジムニーは楽勝で登れるのだ。なんとも情けない4駆達である。

メイオンストレートは、多少段差があるが、3速で全開だと、このくらい飛ぶ。80km/hくらいでる高速コースでもある。

写真ではわからないかもしれないが、コーナーでドリフトしているところ。難しいが面白いコースであった。レースは、車両にもタイヤにもノートラブルで、フィニッシュ。タイヤ交換は一度もしなかった。
オフロードレースでは、タイヤはとても大切なものである。しかし、この日の参加者はあまり気にしていない人が多すぎた気がする。下り坂で、誰も我々のJB23についてこれない。滑るので、下りで皆アクセルを踏めないのだろうと思う。マキシスタイヤ、トレパドールを使用しての優勝は、やはり、偶然ではなく意味があると思う。
スポンサーサイト