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樹の実

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 山北の山で採集した樹の実。左上から、①山椒の実 ②やまぼうしの実 ③アブラチャン(クスの実) ④かえでの種 ⑤つばきの実  ⑥やまぶどう
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日本にはなかった植物が増えている。外来種である。
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ジムニースーパースージーの付録

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 2011年9月9日発売の、ジムニースーパースージー66号には、このキーホルダーがついています。

 このキホルダーは、新潟の燕三条で製作されたものです。何人もの職人の手をかけられて造られる、高品質のキーホルダーです。メイドインジャパンのハイクオリテイーをどうか見てください。すばらしい完成度ですよ。こういうものは、まだ、中国では造れないそうです。

ATフルードとフィルター交換

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ATFのフルードを抜く。
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ATのオイルパンをはずす。マグネットには、鉄が沢山ついている。
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抜いたフルードの量をはかる。
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抜いた分だけ、フルードを入れる。
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交換した、フィルターの中身。とてもきたない。
これだけで、ATが見違えるように走るようになった。燃費も10%以上良くなった。

やまぼうし


ジムニーで山北の山でに行き、『やまぼうし』の赤い実を採った。食べみました。洋梨のような味がします。食べられることを知っている人は少ないと思います。食られます。やまぼうしの実。

18年目のメダカ

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 メダカは好きだ。インドネシアでもメダカを飼っていた。日本に帰国してから、18年ずっと飼っているメダカだ。自宅のベランダにいる。普通はメダカの寿命は3年くらいなので、3年で割ると6代目かな?しかし、1年目から卵を生むメダカもいるので、18代目というのもいる可能性がある。下の写真の小さいのが生まれたばかりのメダカである。8年くらい前に、一度沢山死んだり、大雨で逃げたりして、2匹になったことがある。もうだめかなと思ったら、その2匹がオスとメスであった。その2匹から、また50匹くらいになり今は、会社にも20匹くらいいる。全滅しないようにリスクを分散してあるのだ。
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 同じ水槽で飼うと、大きなメダカが子メダカを食べてしまうので、卵が産まれたら、違う水槽へ移してやる。子メダカがエサを食べられるように水槽には、わらを入れてミジンコが湧くようにしておく。それだけ。この行為により、18代メダカが子孫を残し継続していく。4年とか5年生きた、私になついていた大きなメダカが、ある日死んでいるのは物哀しい。メダカも長生きするのは稀に5年くらい生きる。そのくらいだと、かなり人になれる。人がよると、よってくるし、手ですくっても逃げなくなる。祖孫が継続していくのを見るのは、人生を見ているようで感慨深い。人間だととても18代は見られない。

カーゴネットとスナド

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JB23、33,43用のカーゴネットを試作した。
ネットの固定は、YKKが作ったスナドというホックに両面テープを張ったものを使用している。
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リヤドアを開けても荷物が飛び出さないので、荷物の詰め込みに便利だ。スナドは四隅に4個使用している。改造や穴あけの作業がなく、貼りつけるだけだ。
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このスナド(snad domed soket 40mm)は、ガラスや自動車のボディーの平面になら強力固定できる。耐荷重は1個あたり、10kgある。ただし、ゴミや埃、脂分があると剥がれる。そのため、接着する場所をアルコールやブレーキクリナーでよく拭き取るのがポイントになる。

長田モータース

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JCJ御殿場支部の支部長をしている長田君がいるオサダモーターへいった。スズキの販売店をしている。行ってみると店頭に展示していある車が全部ジムニーになっていて驚く。
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 敷地の中にはいると、なんとスズキの『マイティーボーイ』がある。レアな車だ。現在、レストア中でエンジンを載せ換えているところだった。

ラグタイヤ6.00-16

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 日本製のラグタイヤが無くなって久しい。先日、ウォーターメインガレージへ行ったら中国製のラグヤイヤとアメリカ製、ファイヤーストーンのラグタイヤを見せてもらう。6.00-16サイズだ。左が中国製、右がアメリカ製である。IMG_7760-23.jpg
 中国製は、再生タイヤなので安価に入手できそうとのこと。しかし、品質はそれなりのものだ。ラグタイヤは軽量で、トラクションも泥では独特なものがあり、ジムニーには、今でも無視できないタイヤだと思う。進歩しているというタイヤでも、忘れてきたものも多い。

戦闘糧食Ⅱ型

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 賞味期限切れの陸上自衛隊戦闘糧食Ⅱ型をもらったので試食した。中身は、ご飯が2つ、さんまピリ辛煮、コーンスープの4点。肉じゃがの携行食もあったのでそれも食べる。ご飯が食べやすいように味が濃いが、セブンイレブンのおかず並みおいしい。進化したものだ。

オフロードを走る

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ジムニーの乗って長いが、今でもアスファルトの道路を離れて、オフロードを走ることは楽しい。その中でも、美しい風景に囲まれた河川敷が好きである。石と砂なので、泥のように汚れないのもいい。

実は、ドロドロになるのはあまり好きではない。一人で行くことが多いので、何時も完全武装していく。

崖から落ちでもしない限り、どここからでも帰れる。

山北町から富士山を見る


 山北町の山の上から見る。朝6時から自衛隊の大砲の音がする。来週から始まる総合火力演習の訓練だ。富士山の演習場が雲の隙間から見える。雲の間に見えるのが演習場だ。

バカウケの工場見学

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バカウケで有名な、栗山製菓の販売店工場見学にいってきました。
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お店の中は、御煎餅と見たことも無い種類のバケウケだらけで驚きました。体験で御煎餅をやかせてくれるコーナーです。
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私も体験で御煎餅を焼いて、お醤油をつけて食べました。確かに、炊きたてはおいしいです。
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工場の中です。手焼きで御煎餅を焼いています。中の温度は50度Cでした。

HMSサスペンションのオンロードでの空気圧

北海道4デイズラリーでの体験である。少し、前のブログと重複する。
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JB23Wのスズキの指定空気圧は、フロント160kpa,リヤ180kpaである。
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これを、4輪とも200kpaの空気圧にする。220kpaいれると多少は跳ねる。

ショックの8段調整は、8番にする。

 すると、コーナリングがとても気持ち良い。特にワインディングがいい感じだ。多少、段差でごつごつと感じる部分もあるので、人により7番もいいかもしれない。

この結果、オンロードでの燃費が1割くらい良くなることだ。

他のジムニー用のサスペンションとの、大きな違いがここにある。是非ともおためしあれ。



尾上茂氏のウラル

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 北海道4ディスラリーに参戦して移動中のAPIOの尾上茂氏のウラルがこれだ。
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 ウラルはロシア製。サイドカーがつくが、オフロードを考えて、サイドカーのタイヤも駆動する3x2である。

 第二次世界大戦が始まる前に、ドイツ陸軍は、世界で初めて機装師団を創設した。戦車が、機動戦闘の中心となり、歩兵が戦車を援護する。そのために、兵は装甲車両に乗り、戦車と行動を共にする。ところが、装甲車どころが車用車両も足りない。小型軍用車両の中心はキューベルワーゲンだったが、数がたりないのだ。そこで、ドイツ陸軍は、サイドカー付きのオートバイを大量に採用した。
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 それが、BMW750オートバイサイドカー付きである。これはキューベルワーゲンの価格の1/3で製造できた。また、機動にとみとても重宝された。キューベルは4人乗り、サイドカーは3人乗りであり、一人しか定員が違わないからだ。また、通信連絡には、軽快なオートバイが重宝したのは事実だ。このBMWをフルコピーしたのが、このロシアのウラルである。

 オートバイとかサイドカーの進歩というのは、どうやら1930年代後半で止まったようだ。この2台を比較すると実に面白い。

旭川旭山動物園

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 旭山動物園にいってオランウータン(マレー語で森の人という意味)の食事の模様をみた。檻からでて人口だが森の木を想定した移動だ。餌を自分でとるための移動だ。この展示は、行動展示といい、動くから動物というコンセプトで動物園を運営している。オランウータンを実際に見て驚いたのは、移動にとても時間がかかることだ。高所を移動するには、動物も疲れるのだと良く理解できた。この移動で休息が5回くらい時間で15から20分くらいかかっている。餌を取るのにとても労力がかかるのだ。

これを見て思ったのが、昨年、17年飼っていたケビンという名前の犬が死んだことだ。

 ケビンが死ぬ前に、色々なことがあった。散歩に行かないという。次に、逃げ出した。今思うと一人で死のうと思ったのだ。保健所に捜してもらって引き取りに行った。耳が遠くなり、呼んでも応じない。それから、毛が抜けるようになり、肌がみえるようになった。そこへ蠅がたかりウジ虫がわく。虫を追い払えなくなったのだ。アルコール消毒して、ネットを張ったケージにいれる。かたいドッグフードは食べられなくなった。カン詰の肉は食べるので、たべさせた。床ずれができて自分で起き上がれなくなった。水は飲ませると飲んだ。ある日、夢枕にケビンがたった。若いころのケビンで、座って私をみているのだ。『あ、これはケビン死んだな』と思い。いそいで、ケビンのいる会社の事務所にいった。『ケビン』と声をかけると、こちらを見る。なんだ、まだ死んでないのがと思い水を飲ませた。ゴクリと2回飲む。やれやれと思い、掃除をはじめた。社員の一人が『社長、ケビン息して無いですよ』というので、事務所に戻ると5分前まで水を飲んだケビンの呼吸は止まっていた。社員が、『社長が来るのを、ケビン待ってたんですね』といった。動物にも、心があるのだ。それも犬は心がたくさんある。老いて、寿命が来て、死んで行くのを見せてもらった。犬の一生だ。

動物は、自分で餌が取れなくなると死ぬのだ。それを、このオランウータンを見て納得した。

日本で最初の歩行者天国を造った旭川の不況

 生まれ故郷の北海道旭川市にいった。北高の同級生と会う。花屋の曽我部くん、建築関係の山谷くん、それに私と北海道4デイズラリーに一緒にいった堀井さんの4人で、山谷君の息子さんのタイ料理屋での飲み会。
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 そのとき、北海道の不況の話がでた。旭川の丸井がつぶれてそのあとの開発中だという。
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 旭川は、日本で最初に歩行者天国を造ったので有名である。ところが、商店街に人が来ないのだという。それで大型店が次々につぶれてしまうのだという。
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 確かに自転車はあるが、人がいない。町を朝1時間ほど歩いてみた。すると、実に駐車場が少ない。公共の駐車場はないのか?とおもうほど駐車場がない。また、道路は見渡す限り駐車禁止で、道路にはパーキングメーターもない。
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 旭川の駅は工事中だったが、大型の駐車場を造る計画はないという。郊外のショッピングモールや、コストコのような大型の商業施設が成功しているのは、駐車場があり無料で買い物に便利だからだ。旭川の人は誰もこの事実に気がつかないのだろうか?とても不思議に思った。
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 横浜の元町(上の画像)では、昔は道路は駐車禁止だったが、パーキングメーターがあり今は駐車できる。高齢者が買い物をしやすいように道路をジグザグにして、駐車スペースを造ったのだ。元町の隣の中華街も、道路に駐車できるし、公共の駐車場も沢山ある。だから、とても便利である。旭川も、歩行者天国の呪縛を解いて、駐車場を整備し、昔のようににぎやかになってほしい。

HMS

HMS ハイモビリティーサスペンション装着車両の北海道4デイズラリーでの走り
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 北海道4デイズラリーを走行して、自分でもいくつか驚いたことがある。HMSはすでに販売を開始して3年目である。自分でも、テスト走行している。オンロードもオフロードもかなり走り込んでいる。総経距離でも1万kmは軽く超える。

 それなのに、初めて気がついたことがあるのだ。競技のような状態で無いと、極限まで走り込んでいない事を再認識した。レースやラリーは大切なことを教えてくれるのだ。競技は我々のようにパーツを開発するものにはとても大切だ。
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 そのひとつは、8段調整式の価値だ。固定式は、8段調整式の4番前後の設定になっている。しかし、HMSの面白いのは、気持ちのいいフィーリングは、オンロードの8番、林道、ダートが7番なのだ。4番は、中間の数字なのだが、オフロードでは少し硬いし、オンロードではちょっと柔らかすぎる。HMSの価値は、8段調整式にあるといってもいい。

 多少、固定式よりも値段が高いのだが、HMSを選ぶなら、固定式でなく、是非ともショックアブソーバーは8段調整式を選んでください。お値段以上の価値がわかると思います。KYBの8段ショック、きっと後悔しないはずです。


キネティックロープ

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 ジェットホイルの桟橋で、船に使うロープが沢山巻いてあるので写真をとった。船舶で使われるロープは、海上自衛隊の護衛艦や民間のフェリーにいたるまで、殆どがこのロープを使用している。
海上保安庁の船のもやいロープ。これもキネティックロープ
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 フェリーで使用している錨用のキネティックロープ。とても太い。
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 実は、このロープは弊社で販売しているキネティックロープである。呼び方は多少違うところもあるようだが、同じものだ。これは日本だけでなく、世界的に同じである。材質はテトロンである。太さ=強度であるため、錨用はとても太い。弊社では、3トン、4.5トン、8トンの3つをロープ屋さんに特注で編んでもらっている。このロープが、なぜ船の世界で広くつかわれるのか? それには理由がある。

1.紫外線に強い
2.オゾン劣化しない
3.海水、水に強い
つまり、船の甲板においておいてもほとんど劣化しないのだ。

 イギリスは、オフロードではこのキネティックロープを多用する。ランドローバーといえば、このロープが定番だ。海賊の血が流れているからか?などと考えてしまう。アメリカは、圧倒的にストラップだ。軍用車や戦車でも、ストラップを装備している。日本は、ソフトカーロープが誕生してから、4駆は圧倒的にそれを使っている。ソフトカーロープの特許が切れたので、台湾製の安いものも沢山ある。でも、これは、日本だけだ。ソフトカーロープタイプのものは切れると、とても危険ということで、PL訴訟王国のアメリカでは、全く販売できないのだそうだ。

 キネティックロープは、少し値段が高いのか?あまり売れない。しかし、けん引用具の中では、ソフトカーロープとストラップの中間的な性能を持ち、適度に伸びるので、素人でも容易、安全にけん引できる。衝撃が少なくて、牽きやすいのだ。また、取り扱いが簡単という大きなメリットがある。耐候性能に優れることは前述した。素手で取り扱えるし、ほとんどメンテがいらないというメリットもある。擦れて、ロープが摩耗してくると多少強度は低下するが、それは眼で見て判断できる。泥などで汚れてしまったら、バケツにいれて水洗いか、洗濯機で洗うときれいになる。とても優れた性能をもつロープなのである。

 これを販売して15年くらい経過するが、このロープを4駆用に販売しているのは、今でもワイルドグースだけである。ワイルドグースはマニヤチックすぎるのかな?

ジェットホイル

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 盛和塾での例会で佐渡へいった。そのとき、ジェットホイルに乗った。隣の塾生にジェットホイルの軍用の話をしたらとても受けたので、ブロクでも書こうと思う。

 私は海上自衛隊に10年勤務した。そのため、多少の軍用知識はあるが、自衛隊をやめてから29年も経過するので、それほど詳しいわけではないと思う。航空情報や世界の艦船を本屋で立ち読みすることはあるが、買ってまでは読まない。その程度の知識だ。

 ジェットホイルは民間の名前。正式名は、ボーイング929である。ガスタービンエンジンのウォータージェット推進、速力45ノット(83km/h)、全長27,4m、アルミニュウム合金の船体、267トン、航続距離450km,定員260名 といった性能である。
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 1970年海上自衛隊にいたころは、魚雷艇など小型艇の過渡期で、このボーイング929も候補に挙がっていた。この艇は、もともとベトナム戦争用に軍が開発を依頼したパトロール艇である。ところが、ベトナム戦争が終わり使い道が無くなった。それで民間用や他国の海軍にセールスをかけたのだ。実際、海上自衛隊では1993年から1995年にミサイル艇として、このボーイング929を3艇購入している。しかし、メコンデルタを想定した船なので、日本の海ではすこし小型すぎて運用がしにくいということで、スタディーモデルで終わった。その後は、1号ミサイル艇の後続としてはもう少し大型の、『はやぶさ型ミサイル艇』を採用して6隻がある。

稲盛塾長とコンパ

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稲盛塾長とコンパに参加。塾生は、稲盛塾長の一言一句を聞き洩らさないと皆真剣だ。

佐渡の夕日

佐渡
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佐渡で見た夕日。海に沈む。見事な色だ。下に雲があり、最後の瞬間は雲で見えなかった。海に沈む夕日は、なかなか見られない。

盛和塾新潟例会

朱鷺メッセの最上階より信濃川を見る。大雨のあとで川は泥色だ。


盛和塾の例会で新潟で勉強会だ。稲盛塾長と久しぶりにお会いした。

大山


伊勢原運動公園から大山を見る。雲がかかると雨がふると言われるいる。この言い伝えはかなり的中する。

インジェクタークリーニング

ファイターエンジニアリングさんを訪問。インジェクターのクリーニングをしてもらう。
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インジェクターをはずした。左がJB23-3型の初期の大きなもの、赤いのが現在使われているもの。左がスズキスポーツの増量インジェクター。
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これがインジェクタークリナー。これで、インジェクターを洗浄する。
3気筒とも同じ噴射量ならいいが、ばらつきがあると馬力がでない。
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馬力テスターで測定開始。
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測定結果がでる。後輪の軸馬力で48馬力が、50馬力になる。
発進加速がよくなり、アイドル回転が安定する。


車検対応スペアタイヤ上方移動ブラケット

車検対応スペアタイヤ上方移動ブラケット
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 ジムニーのスペアタイヤを上方へ130mm移動できるスペアタイヤブラケットを試作した。ナンバー移動キットは3Mの両面テープで張り付けしてある。穴あけはしていない。

 ホイ-ルも表向きに取り付けられる。ブラケットの取り付けに蝶ねじを使用する弊社のアイデア製品なので車検対応品なのが特徴だ。取り付け方法は違ううが、今の所『車検対応』のスペアタイヤ移動ブラケットは、APIOとワイルドグースの2社しかない。

現在、走行テスト中。問題がなければ、近く発売しようと思っている。

コイルスプリングの重さとチャタリング

コイルスププリングには性能がある

コイルスプリングの重さの違いについて
 4駆の専門家と思われているので、色々な相談を受ける。そのなかで、『サスペンションをアフターのものに交換したら音がでるのでその音をなんとかしてほしい。』というものがある。特に最近は、安いからという理由で、ネット通販などでサスペンションパーツを選ぶ人が増えたため、特に多くなったと感じる。

 コイルスプリングの性能を決めるものの一つに『重量』がある。これは、『ホイールやタイヤの重さ』と同次元の話だ。重たいホイールを履くと、車が走らない、極端に発進、加速が悪くなるのを経験された人も多いと思う。実は、コイルスプリングも全く同じなのだ。重いコイススプリングを使うと、バネ下重量が重くなるのでサスペンションの性能が大きく低下する。一流メーカーで製造されたコイルは軽量にできていて性能がいい。しかし、2流、3流の小さいメーカーのバネ屋では、高品質なバネの材料を入手できないため、バネがどうしても重くなるのだ。

 ランクル80のZコイルスプリングというワイルドグースのオリジナルコイルの製造でこれを経験した。ワイルドグースでも18年前は、2流メーカーとしか取引できなかったからだ。重いと、チャダリング(chattering)といって、走行中にバネがガチャガチャ鳴る現象がでる。良路ではあまりでないが、ダートを高速度で走行したり、オンロードでも穴が開いているような道路を連続走行するとこのチャダリングがでる。ジムニーのアフターマーケットでは、このチャダリングが発生するコイルがとても多いのは事実だ。実は音が発生しないのは僅かで、たぶん私の知る限り3社しかない。チャダリングがでないのは、一流バネメーカーで製造されたものだけだ。この差は、歴然としている。自分のジムニーでコイルスプリングから音がでる場合は、性能のよい優れたコイルスプリングに交換するしか方法がない。ただし、一流メーカーのバネでも正しく取り付けられていないために音がでることはある。いわゆる、座面の座りが悪いのだ。

 コイルスプリングを牛肉に例えるとわかりやすい。おいしくて柔らかい牛肉は高い。神戸牛なんかはその代表例だ。しかし、まずくて硬い肉は安い。しかし、その肉をちょっと見ただけで識別するのは難しいだろう。また、牛肉の栄養価の差は、少しだろう。しかし、その価格差は何倍もある。味については、それほど価値の差がある。コイルスプリングも同じである。見た目で判断できるのは、太さだけである。しかし、その性能差はが、牛肉以上だろう。ただし、価格差は牛肉ほど大きくない。

 サスペンションは、ファッションパーツではないので、なるべく試乗させてもらうことに尽きると思う。信頼できるショップで相談したらと言いたいところだが、その信頼できるショップも僅かしかないという現実もある。困ったことだ。
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JB23の純正コイススプイリング。1.6kgある。NKH製である。
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HMSー2コイルスプリングのリヤ(2インチアップのコイルスプリング)、2.45kgある。フロントは、1.75kgとノーマルに比較して同じレベルだ。中央発条製のコイルである。
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HMS-3のコイルスプリングのリヤ、HMS-2と同じ2.45kgである。
コイルスプリング-4
アフターで販売されている3インチアップのコイルスプリング。3.4kgあり、ノーマルに比べて1.7kg重い。バネ下はバネ上の10倍の差があるので、17kgボディーが重いと同等になる。

サルスベリ



 厚木市内にある街路樹にサルスベリがある。色んな色があり面白い。サルスベリの街路樹は、珍しいと思が神奈川県には、意外とあるようだ。

積載

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 SJ30からJA12までの貨物車の4ナンバージムニーの積載は実はすごい。運転席だけを残して、あとのシートを外すと、キャリートラックにほぼ匹敵する荷室ができる。

 このJA12Cには運動会テント(2間3間)の支柱とテントを格納できる。大勢のひとのBBQセットを運べる。小さなミニバンでも真似ができないことだろうこの点、現行のJB23Wはとても使いにくののが残念だ。

池袋ジュンク堂



日本最大級の本屋と言われる池袋ジュンク堂へいく。さすがにすごい。私の著書もある 。スーパースージーの在庫もある。大した本屋だ。店員もすごい。本が好きなのが伝わってくるのだ。 

モンスター田嶋さんのサイン

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 先日、スズキスポーツの田嶋社長が来社したときに、しきしにサインをしてもらった。
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 これは、2011年9月9日発売のジムニースーパースージーの読者プレゼントに出します。読者の皆さん、ハガキで応募してくださいね。
プロフィール
二階堂 裕

二階堂 裕

1954年、
北海道旭川市生まれ。
RV4ワイルドグース
代表取締役。
ジムニー専門誌 「Jimny Super suzy」発行人。


1973年海上自衛隊のパイロットとなる。1982年にスズキに入社、エスクードの設計コンセプトを考案。その後、インドネシア駐在を経て、1994年に4×4専門店RV4ワイルドグースを設立。オーストラリアンサファリやアジアンラリー、ボルネオラリーなど海外でのクロスカントリーレイドに多数参戦。ジムニーの第一人者で日本ジムニークラブ(JCJ)の会長を長く務めた。「4WDチューニング大全」(山海堂)「ジムニー達人バイブル」(三推社・講談社)など、ジムニー・四駆全般についての著書多数。

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