相模川を走る

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今日は、水曜日でワイルドグースはお休み。

エスエスシー出版の方は、年末進行で忙しいので、出社する。お昼に、ちょっと相模川まで行き、走ってきた。快適なHMS-2サスペンションの伸びと縮みを見てください。このようにしなやかです。
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HMSサスペンション

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 JB23をドレスアップしたりカスタムする人は多い。ジムニーをいじりだすと、とかく外観が中心になるという事実はある。ところが、サスペンションとスタビライザーだけを交換するという渋いユーザーもいる。

 この写真HMS-2に交換したユーザーである。50mmアップしただけなのだが、見た目もノーマルとは全然違う印象を受ける。また、実際乗り心地は、劇的に変わる。JB23のノーマルサスは、荷物意も積まず、一人か2人乗りで運手していると、前後の非常にバランスがが悪く、ピンチングが大きいと感じる。HMSはそれを改善できるのだ。HMSの特徴は、心地いいとか、快感とか、楽しいという感性をもっていることである。

走ることが、いい気分になるサスペンション、それが、HMSである。

HMSサスペンションのオンロードでの空気圧

北海道4デイズラリーでの体験である。少し、前のブログと重複する。
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JB23Wのスズキの指定空気圧は、フロント160kpa,リヤ180kpaである。
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これを、4輪とも200kpaの空気圧にする。220kpaいれると多少は跳ねる。

ショックの8段調整は、8番にする。

 すると、コーナリングがとても気持ち良い。特にワインディングがいい感じだ。多少、段差でごつごつと感じる部分もあるので、人により7番もいいかもしれない。

この結果、オンロードでの燃費が1割くらい良くなることだ。

他のジムニー用のサスペンションとの、大きな違いがここにある。是非ともおためしあれ。



HMS

HMS ハイモビリティーサスペンション装着車両の北海道4デイズラリーでの走り
ジムニー028-2
 北海道4デイズラリーを走行して、自分でもいくつか驚いたことがある。HMSはすでに販売を開始して3年目である。自分でも、テスト走行している。オンロードもオフロードもかなり走り込んでいる。総経距離でも1万kmは軽く超える。

 それなのに、初めて気がついたことがあるのだ。競技のような状態で無いと、極限まで走り込んでいない事を再認識した。レースやラリーは大切なことを教えてくれるのだ。競技は我々のようにパーツを開発するものにはとても大切だ。
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 そのひとつは、8段調整式の価値だ。固定式は、8段調整式の4番前後の設定になっている。しかし、HMSの面白いのは、気持ちのいいフィーリングは、オンロードの8番、林道、ダートが7番なのだ。4番は、中間の数字なのだが、オフロードでは少し硬いし、オンロードではちょっと柔らかすぎる。HMSの価値は、8段調整式にあるといってもいい。

 多少、固定式よりも値段が高いのだが、HMSを選ぶなら、固定式でなく、是非ともショックアブソーバーは8段調整式を選んでください。お値段以上の価値がわかると思います。KYBの8段ショック、きっと後悔しないはずです。


コイルスプリングの重さとチャタリング

コイルスププリングには性能がある

コイルスプリングの重さの違いについて
 4駆の専門家と思われているので、色々な相談を受ける。そのなかで、『サスペンションをアフターのものに交換したら音がでるのでその音をなんとかしてほしい。』というものがある。特に最近は、安いからという理由で、ネット通販などでサスペンションパーツを選ぶ人が増えたため、特に多くなったと感じる。

 コイルスプリングの性能を決めるものの一つに『重量』がある。これは、『ホイールやタイヤの重さ』と同次元の話だ。重たいホイールを履くと、車が走らない、極端に発進、加速が悪くなるのを経験された人も多いと思う。実は、コイルスプリングも全く同じなのだ。重いコイススプリングを使うと、バネ下重量が重くなるのでサスペンションの性能が大きく低下する。一流メーカーで製造されたコイルは軽量にできていて性能がいい。しかし、2流、3流の小さいメーカーのバネ屋では、高品質なバネの材料を入手できないため、バネがどうしても重くなるのだ。

 ランクル80のZコイルスプリングというワイルドグースのオリジナルコイルの製造でこれを経験した。ワイルドグースでも18年前は、2流メーカーとしか取引できなかったからだ。重いと、チャダリング(chattering)といって、走行中にバネがガチャガチャ鳴る現象がでる。良路ではあまりでないが、ダートを高速度で走行したり、オンロードでも穴が開いているような道路を連続走行するとこのチャダリングがでる。ジムニーのアフターマーケットでは、このチャダリングが発生するコイルがとても多いのは事実だ。実は音が発生しないのは僅かで、たぶん私の知る限り3社しかない。チャダリングがでないのは、一流バネメーカーで製造されたものだけだ。この差は、歴然としている。自分のジムニーでコイルスプリングから音がでる場合は、性能のよい優れたコイルスプリングに交換するしか方法がない。ただし、一流メーカーのバネでも正しく取り付けられていないために音がでることはある。いわゆる、座面の座りが悪いのだ。

 コイルスプリングを牛肉に例えるとわかりやすい。おいしくて柔らかい牛肉は高い。神戸牛なんかはその代表例だ。しかし、まずくて硬い肉は安い。しかし、その肉をちょっと見ただけで識別するのは難しいだろう。また、牛肉の栄養価の差は、少しだろう。しかし、その価格差は何倍もある。味については、それほど価値の差がある。コイルスプリングも同じである。見た目で判断できるのは、太さだけである。しかし、その性能差はが、牛肉以上だろう。ただし、価格差は牛肉ほど大きくない。

 サスペンションは、ファッションパーツではないので、なるべく試乗させてもらうことに尽きると思う。信頼できるショップで相談したらと言いたいところだが、その信頼できるショップも僅かしかないという現実もある。困ったことだ。
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JB23の純正コイススプイリング。1.6kgある。NKH製である。
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HMSー2コイルスプリングのリヤ(2インチアップのコイルスプリング)、2.45kgある。フロントは、1.75kgとノーマルに比較して同じレベルだ。中央発条製のコイルである。
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HMS-3のコイルスプリングのリヤ、HMS-2と同じ2.45kgである。
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アフターで販売されている3インチアップのコイルスプリング。3.4kgあり、ノーマルに比べて1.7kg重い。バネ下はバネ上の10倍の差があるので、17kgボディーが重いと同等になる。

HMSの林道での空気圧

A-TEC CROSS COUNTORY RALLY HOKKAIDO 4DAYS 2011
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 ラリー中に、林道を走る。また、SS(スペシャルステージ)もある。2kgf・cm2の空気圧では、タイヤのトラクションが悪い。まずは、4本とも1.8kgf・cm2に入れ、8段ショックは、7番にして見た。すると案外具合がいい。最初は、1.6kgf・cm2にしないとだめだろうと思っていた。ところが、1.8kg・cm2でいい感じなので、今回のラリー中は全部、1.8kgf・cm2で通した。
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 北海道の代表的な林道である。メンテナンスがよく、常に砂利を入れているので、非常に走りやすい。舗装道路のように快適な路面がおおいのに驚く。
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 タイヤの空気圧を、1.8kgf・cm2で燃料を満タン方式で計ってみると、10km・lくらい走行していたのには驚いた。別にエコランしていたわけでもなく、SSや林道、アスファルトの複合道路を走行しての数字なのだ。空気圧をあげることは、燃費には大きく影響するようだ。競技に出ていて、燃費が10km・lというのは初めての経験である。

HMSサスペンションで燃費改善

A-TEC CROSS COUNTORY RALLY HOKKAIDO 4DAYS 2011
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 ラリーでは、移動距離が長い。今回のラリーでもSSを含めて約1800km。神奈川からの移動をいれるとそれに1000kmプラス。6日間で合計約3000kmくらいの走行距離になる。タイヤも、ものすごく減る。

 そこで、エコランを試みた。舗装道路での移動は、タイヤの空気圧を4本とも2kgf・cm2とした。ちなみに、JB23のノーマルの指定空気は、フロントが1.6kgf・cm2、リヤが1.8lgf・cm2である。つまり、2割くらい多めに入れた訳である。

 すると、通常は11km・lくらいの燃費が13km・lくらいになった。あまりタイヤの空気圧を上げると、一般的にはタイヤがパンパンになり乗り心地が悪くなるものだ。ところが、HMSサスペンションは、コイルスプリングが細かな路面の動きをよく吸収してくれる線径の細いバネを使用しているため、乗り心地が悪くならないのだ。これが、HMSの大きな特徴だ。ショックは8段調整の7番がいい。人によっては、ワインディングは8番がいいという人もいると思うようなセッティングになっている。
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 ラリーは林道が面白いが、実際には舗装道路での移動がほとんどである。オンロード走行での燃費は、満タンで何キロ走れるかを計算するときにとても重要である。
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HMSサスペンションを使用すると、エコランができる。どうぞお試しあれ。
プロフィール
二階堂 裕

二階堂 裕

1954年、
北海道旭川市生まれ。
RV4ワイルドグース
代表取締役。
ジムニー専門誌 「Jimny Super suzy」発行人。


1973年海上自衛隊のパイロットとなる。1982年にスズキに入社、エスクードの設計コンセプトを考案。その後、インドネシア駐在を経て、1994年に4×4専門店RV4ワイルドグースを設立。オーストラリアンサファリやアジアンラリー、ボルネオラリーなど海外でのクロスカントリーレイドに多数参戦。ジムニーの第一人者で日本ジムニークラブ(JCJ)の会長を長く務めた。「4WDチューニング大全」(山海堂)「ジムニー達人バイブル」(三推社・講談社)など、ジムニー・四駆全般についての著書多数。

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